響子は、ふぅと息を吐くと、気を取り直して、新たな羊皮紙を手に取った。
先ほどと同じ手順で灰を振ったあと、ホワイトセージでゆっくりと紙を燻していく。
数分ほど煙をくゆらせてから、今度はちょっと離れた位置から、強めに息をふきかけた。
紙の表面にかかっていた灰が、踊るように宙に散る。
すると――。